部門賞
表彰規定 (PDF) (HTML)
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技術賞推薦書式(MS Word形式)
功績賞推薦書式(MS Word形式)
奨励賞推薦書式(MS Word形式)
受賞者一覧(敬称略)
令和5年度
論文賞
- 荒谷悠介(同志社大学大学院, 旭化成株式会社),福田翔尉(同志社大学大学院),田中和人(同志社大学):連続ガラス繊維強化樹脂複合材料を用いたプレス射出ハイブリッド成形体の界面接合強度に及ぼすポリプロピレン/ポリアミドマトリックスハイブリッド化の影響,材料71(5) pp.432-438(2022)
- 田邉大貴(神戸高専),堀内睦之(元・和歌山高専),西村壮真(神戸高専),西籔和明(近畿大学):織物CF/PPS積層板の超音波スポット融着接合に及ぼすエネルギダイレクタの炭素繊維強化の影響,材料71(6) pp.495-500(2022)
令和4年度
論文賞
- 原圭介(和歌山工業高等専門学校),中谷隼人(大阪公立大学),今中誠(大阪教育大学),河野洋輔(広島県立総合技術研究所),池田徹(鹿児島大学):アクリル系接着剤により接着された一方向および織物CFRP/アルミニウム接着継手の疲労き裂進展挙動,材料70(7) pp.567-572(2021)
技術賞
- 山田耕平(福井県工業技術センター):薄層化CFRP積層板の力学的評価,および薄層材料の設計自由度を活用した損傷形態の制御技術および異種材料ハイブリッド化技術の提案
奨励賞
- 金崎真人(岡山県立大学):炭素繊維強化熱可塑性樹脂の熱融着による接合と衝撃損傷修復に関する研究
令和3年度
論文賞
- 田中和人(同志社大学),丹羽一将(同志社大学大学院),片山傳生(同志社大学),西口勝也(マツダ株式会社):ポリアミド樹脂を接着剤に用いたCFRP/Aの摩擦撹拌点接合,材料69(5) pp.379-385(2020)
技術賞
- 谷口憲彦(株式会社アシックス),小塚祐也,高島慎吾,西脇剛史:炭素繊維強化複合材料を用いた高機能スポーツシューズ部材の開発
奨励賞
- 田邉大貴(神戸市立工業高等専門学校):炭素繊維強化熱可塑性プラスチックの融着接合手法および融着接合挙動評価に関する研究
- 小林広紀(三菱電機株式会社):民生用電気機器向けCFRP の耐久性および生産性向上に関する応用研究
令和2年度
論文賞
- 和田明浩(大阪産業大学),山崎友裕(大阪市立大学),早稲田一嘉(神戸市立工業高専):片面温水劣化したGFRP積層板の超音波検査,材料68(5) pp.436-442(2019)
技術賞
- 濱口美都繁(東レ),平田慎,吉弘一貴:合成繊維を用いた炭素繊維強化複合材料の耐衝撃向上技術
奨励賞
- 松本紘宜(神奈川大学):熱可塑性樹脂へのナノフィラー分散技術を用いたナノフィラー添加複合材料の高機能化に関する研究
- 金顯凡(沼津高専):天然繊維撚糸を用いたグリーンコンポジットの力学特性と延性接着剤による二層複合材料板の層間破壊靭性に関する研究
平成31年度/令和元年度
論文賞
- 野田尚昭(九州工業大学),陳棟,高木怜,井上紅音,張国偉,佐野義一:繊維の引抜きにおける特異応力場の強さの解析,材料67(12) pp.1073-1079(2018)
技術賞
- Fedor Antonov(Anisoprint LLC), Alexey Khaziev, Andrey Azarov, Mikhail Golubev:Anisoprint Composite Fiber Co-extrusion Technology
功績賞
- 小沢喜仁(福島大学):天然素材を活用した新規機能性複合材料の創製に関する研究ならびに複合材料関連学術会議の開催による我が国の複合材料技術発展への尽力
奨励賞
- 水口周(東京大学):炭素繊維強化プラスチックの成形力学およびデザインに関する研究
平成30年度
論文賞
- 大島草太(東京農工大学大学院),石田久喜(元・立命館大学大学院),秋龍植(元・立命館大学大学院),日下貴之(立命館大学),竹田智(宇宙航空研究開発機構):構造用フィルム接着剤を用いたCFRP接着接合継手のき裂進展挙動に及ぼす負荷速度の影響,材料67(4) pp.438-444(2018)
技術賞
- 蓬莱賢一(栗本鐵工所),田淵喜瑛,込山隆士,福井武久:炭素繊維強化複合材料のハイサイクル成形技術の開発
功績賞
- 倪 慶清(信州大学):複合材料の構造解析及び多機能ナノ複合材料の開発・応用および複合材料部門委員会活動への貢献
奨励賞
- 加藤木秀章(実践女子大学):天然繊維およびグリーンコンポジットの耐久性に関する研究
平成29年度
論文賞
- 真田和昭(富山県立大学),陶山丈順,納所泰華:マイクロカプセル含有開繊炭素繊維/エポキシ複合材料の層間せん断強度と自己修復,材料66(4) pp.299-305(2017)
技術賞
- 岩崎富生(日立製作所):直交表と応答曲面法を融合させた材料設計の高効率化技術
功績賞
- 合田公一(山口大学):複合材料強度の確率モデルの構築,グリーンコンポジットの工学的発展及び複合材料部門委員会活動への貢献
奨励賞
- 喜多村竜太(東京理科大学):繊維強化複合材料における界面すべりの解析に関する研究
平成28年度
論文賞
- 田中和人(同志社大学),奥村祐規(同志社大学大学院),片山傅生(同志社大学),森田有亮(同志社大学):炭素繊維ポリアミド樹脂界面強度に及ぼす炭素繊維へのCNT析出状態の影響,材料65(8) pp.586-591(2016)
- 藤田和宏(産業技術総合研究所),岩下哲雄(産業技術総合研究所),澤田吉裕(元 大阪市立大学):炭素繊維のねじり・引張特性の評価,材料65(8) pp.573-579(2016)
技術賞
- 田那村武司(シキボウ株式会社),岩崎康彦,中島和夫,田中雅典,藤井俊史:Zanchor手法を用いた層間補強型CFRPの開発
奨励賞
- 西川雅章(京都大学):炭素繊維複合材料の微視損傷過程と力学特性に関する計算力学的研究
平成27年度
論文賞
- 西正人(JSOL),平島禎(JSOL),倉敷哲生(大阪大学):せん断挙動の引張依存性を考慮したドライファブリックのプレス成形解析,材料63(5) pp.380-385(2014)
技術賞
- 淺沼伸行(東芝機械),三宅弘輝(東芝機械),北堀雄司(東芝機械):炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)ハイブリッド成形技術
功績賞
- 北條正樹(京都大学):先進複合材料の強度および破壊力学に関する研究および複合材料部門委員会活動への貢献
奨励賞
- 小武内清貴(岡山県立大学):炭素繊維強化炭素複合材料の高性能・高機能化に関する研究
平成26年度
論文賞
- 山本俊浩(福岡大学),森山翔平(福岡大学大学院),竹田英俊(出光興産):切欠きをもつGFRPおよびそのリサイクル材の破壊強度に及ぼす引張速度の影響,材料63(3) pp.279-284(2014)
奨励賞
- 矢代茂樹(静岡大学):先進複合材料の疲労損傷モニタリングに関する研究
平成24年度
論文賞
- 黄木景二(愛媛大学),田中孝明(愛媛大学大学院),矢代茂樹(静岡大学),吉村彰記(JAXA):CFRP一方向積層板および直交積層板における高速衝撃損傷,材料60(5) pp.418-424(2011)
- 高坂達郎(高知工科大学),逢坂勝彦(大阪市立大学),澤田吉裕(大阪市立大学):光ファイバひずみセンサによる樹脂の硬化収縮ひずみ測定,材料60(5) pp.432-438(2011)
奨励賞
- 中谷隼人(大阪市立大学):繊維強化複合材料積層板の力学挙動と損傷評価に関する研究
平成23年度
論文賞
- 来海博央(名城大学),與語勇一(ホシザキ電機),池田竜也(アイシン精機),水野良政(京セラ):共焦点ラマン分光法を用いた炭素繊維強化複合材料中の残留応力ならびに内部応力マッピング,材料60(8) pp.756-762(2011)
技術賞
- 草野英昭(島津製作所),河野俊幸(島津製作所),青木雄一郎(JAXA),平野義鎭(JAXA):高速度撮影機能を有する材料破壊評価システムの開発
奨励賞
- 細井厚志(名古屋大学):繊維強化複合材料の疲労における長期信頼性評価に関する研究
功績賞
- 澤田吉裕(大阪市立大学)
平成21, 22年度
論文賞
- 中谷隼人,高坂達郎,逢坂勝彦,澤田吉裕:Ti/GFRP積層板の低速衝撃損傷に及ぼすTi層の影響,材料59(10) pp.792-799 (2010)
- 田辺克典,松尾貴則,Alexandre Gomes,合田公一,大木順司:断面積変動を考慮したクラワ繊維の強度評価,材料57(5) pp.454-460 (2008)
技術賞
- 藤浦貴保,多代直行,田中達也(神戸製鋼所,同志社大学):天然長繊維強化樹脂ペレット製造装置の開発
奨励賞
- 上田政人(日本大学):CFRPの圧縮強度と圧縮による連続脆性破壊挙動に関する研究
複合材料部門委員会表彰規程
第1条 本部門委員会は,複合材料技術の振興を目的として,複合材料部門論文賞(JCOM Award for Scientific Papers,以下,論文賞),複合材料部門技術賞(JCOM Award for Innovative Technologies,以下,技術賞),複合材料部門功績賞(JCOM Award for Academic Contribution,以下,功績賞),複合材料部門奨励賞(JCOM Award for Promising Researchers,以下,奨励賞)を設け,本規程によって授与する.
第2条 論文賞は,前2カ年以内に日本材料学会会誌「材料」に掲載された論文の中で,複合材料に関する研究開発に顕著な貢献をし,学術的あるいは技術的に特に優秀と認められる論文の著者に対して,毎年,翌年度の定例委員会において授与する.
第3条 技術賞は,前5カ年以内に開発された技術の中で,複合材料に関する工業技術の進歩発展に顕著な貢献をし,将来の発展が期待できる技術開発を行った組織に対して,毎年,翌年度の定例委員会において授与する.
第4条 功績賞は,複合材料技術の発展および本部門委員会の活動に対し,長年にわたって顕著な功績があった本部門委員会委員個人に対して,毎年,翌年度の定例委員会において授与する.
第5条 奨励賞は,複合材料に関する研究開発に顕著な業績をあげ,将来の発展が期待されると認められる満40歳未満(授賞年度の4月1日現在)の個人に対して,毎年,翌年度の定例委員会において授与する.
第6条 本賞は賞状とし,副賞を添えることができる.
第7条 授賞は次の方法で決定する.
- 応募は自薦・他薦を問わないが,推薦者は本部門委員会委員とする.
- 推薦者は本部門委員会指定の様式による推薦書1部と参考資料5部を部門委員長宛に提出する.
- 受賞候補者の選考は選考委員会にて行う.選考委員長および選考委員の指名は部門委員長が行う.
- 選考委員会は応募者の中から受賞候補者を選考し,部門委員長に報告する.
- 部門委員長は受賞候補者について,幹事会にはかり,授賞の可否を決定する.
第8条 各賞とも,選考委員会あるいは幹事会にて,適切な受賞候補者がいないと判断された場合,その年度の授賞は行わない.
付則
- 選考委員は委員長を含めて5名程度とする.
- 各賞とも1件/年を原則とし,最大2件/年とする.
- 応募に必要な参考資料は下記のとおりとする.
論文賞: 論文別刷(コピー可)
技術賞: 技術資料(パンフレット,論文等)
功績賞: 経歴書,業績書,論文別刷
奨励賞: 経歴書,業績書,論文別刷
平成23年3月7日制定, 平成24年11月29日改正